ニールズヤードレメディーズのパンフレットより

芳香使用の歴史は数千年前に遡りますが、「アロマセラピー」という言葉が広く使用されたのは、フランス人科学者ガットフォセが実験の最中に事故で火傷をおい、偶然ラベンダーの精油によって、傷跡を残さずに治癒したことから研究をかさね、1928年にアロマセラピーという言葉をはじめて紹介したことに由来します。
以後、アロマセラピーはヨーロッパを中心に広まり、その有効性から日本でも着実に広まりつつあります。
精油の鎮静、消毒、抗炎症作用などから、リラクゼーション、ストレス解消、スキンケアなど、幅広く生活に用いることができます。

  • メディシナルハーブ

植物の中には、私たちの免疫力を高めたり、心身のバランスを整えてくれる薬効を持つものも多くあり、それらの植物は「メディシナルハーブ」と呼ばれています。
古くから民間療法として受け継がれてきたメディシナルハーブが今、体に優しく、穏やかな効果を発揮する自然療法として、再び見直されています。
メディシナルハーブがなぜ健康に役立つのか、どうしたら心身の健康のために効果的に生活に取り入れられるかなどを学ぶことによって、予防医学にも役立てることができます。

  • フラワーエッセンス

フラワーエッセンスとは、植物のエキスで還城メンのバランスを整えようとする自然療法です。
イギリス人医師、エドワード・バッチ博士は、健康とは肉体的な理由より、むしろ落胆や心配、悲しみや怒りなどの心理的な不安定によってそこなわれることが多いことに着目。
さまざまな感情に作用する野生植物を研究し、1930年代、39種類のフラワーエッセンスを完成させました。
以後、60年以上、英国をはじめヨーロッパ各国やアメリカなど多くの国々で使われています。

  • ホミオパシー

ホミオパシーとはギリシャ語のhomoeo(同種、類似)pathy(症/病)を組み合わせた言葉で、1796年ドイツ人医師サムエル・ハーナマンにより体系化された、自然療法の一つです。
そのまま用いれば症状を引き起こす原材料を、極微量用いることにより、その症状を和らげることができるという原則に基づいたもので、現在、欧州、アメリカでは一般の薬局で購入できるほど広く知られ、イギリスでは王室においても用いられています。