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ecomomVOL.1 (日経BPムック)

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↓この記事が掲載されているのは、エコマム最新号です。

Q買い物するともらえるレジ袋。断るとどんな効果があるの?

A日本人は毎年305億枚使っています。ゴミが減るだけでなく、温暖化防止にもなります。
買い物をすると当然のようにもらえていたレジ袋。
近頃は「レジ袋は必要ですか?」と尋ねるスーパーが増えてきました。
家庭ゴミを増やしているレジ袋を減らそうと、国が有料化を検討しているからです。
私たちは1年で約300枚のレジ袋をもらいます。
重さにすると約3kg、日本人1人が出すゴミの量の約7%に相当します。
そして300枚のレジ袋を作るには、約5.5リットルの原油を消費します。
原油やレジ袋の製造プロセスでも二酸化炭素がたくさん排出されるので、レジ袋を減らせばゴミ削減だけでなく、資源枯渇や地球温暖化の防止にもつながります。
そこで見直されているのが、マイバッグとふろしき。
最近は若い女性のふろしきの買い物が増えたデパートもあるとか。
店から家へ商品を運ぶために使っているレジ袋、これからは「いりません」と断ってみませんか。

絶滅の恐れのある野生生物を記載したもので、日本では環境省が作成しています。
絶滅の危険性の大きい順に、絶滅危惧IA類、絶滅危惧IIB類にわかれます。
日本のほ乳類のうち48の種・亜種が絶滅危惧種に指定されています。